尿蛋白の原因
尿蛋白が陽性になる原因により
大きく分けて次の3つに分類されます。
生理的蛋白尿
生理的な変化で、
一過性に尿中に基準値以上のタンパクが尿中にでるもので、
機能的蛋白尿ともいわます。
ですので、
腎臓自体は正常で、
病的なものではありません。
起立性蛋白尿
若い方に多く、
立っている状態だと尿に蛋白がでてしまい、
横になると消失するというもので、
腎臓自体が悪いというわけではありません。
これは立つことにより腎静脈が圧迫されて起こるもので、
通常、成長するにつれて蛋白はでなくなります。
運動による蛋白尿
過剰な運動や入浴後に尿に蛋白がでることがあります。
そのほかにも、
妊娠、月経前、発熱時、
精神的ストレス、タンパク質の過剰摂取、
精液や膣分泌液の混入などで尿蛋白が陽性になることがあります。