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尿蛋白とは?

尿蛋白とは臨床検査の一つで、
腎臓機能の測定のために使用されます。

 

わかりやすくいうと、
お医者さんへ行った際に、
紙コップを渡されてトイレで採尿をしますよね。
その尿を元に成分を検査するのですが、
その際に検査されるいくつかの検査項目のひとつです。

 

健常人であれば糸球体で濾過された蛋白質は
近位尿細管で大部分が再吸収され、
尿中に排泄されるのは多くても100mg/日程度です。
腎機能が傷害されて再吸収が阻害されると、
濾過された蛋白質が尿中に排泄されて検査陽性となり、
いわゆる蛋白尿と呼ばれる状態となります。

 

正常であっても運動後や入浴後などでは
陽性となる可能性もあるので、
検査前日は激しい運動を控えたり、
早朝尿を測定したりする必要があります。

 

また、
陽性となった場合は再測定を行い、
偽陽性を減らす必要があります。